保険証の色や種類で職業や企業がわかる?一覧でご紹介!

保険証の色や種類で職業や企業がわかる?一覧でご紹介!

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保険証の色でどのようなことが分かるのか、保険証にはどのような種類があるのかを詳しく解説します。

この記事の要約はこちら

・保険には、大きく分けて、国民健康保険、社会保険、後期高齢者医療制度の3つある。
・色も職業や会社によって異なる。
・国民健康保険の保険証は、自治体によって色が異なることがある。

「保険証の色で職業や会社は分かるの?」「保険証にどのような種類があるのかを知りたい!」など、保険証について疑問や要望をお持ちの方も多くいらっしゃるかと思います。

保険証は医療機関や身分証明が必要な場面などで活用しており、私たちの生活に欠かせないものです。

そこで、今回の記事では、保険証の色でどのようなことが分かるのか、保険証にはどのような種類があるのかを詳しく解説します。

また、保険者番号からわかることについて、色以外に見るべきポイントもお伝えします。

保険証の色と種類別について医療保険にはさまざまなものがあり、それに伴い保険証の色の種類も豊富です。

どの色がどの保険なのか、また保険の対象者などについて詳しく解説しています。

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保険証の色と種類別の一覧表

保険証の色で、おおまかな職業や加入している健康保険が分かる場合があります。

保険証の色や、健康保険の種類、加入対象者は以下のとおりです。

国民健康保険 社会保険 後期高齢者医療制度
保険証の色 赤・ピンク・緑・
灰色・紫など
ピンク・黄緑など 青・水色・オレンジなど 赤・ピンクなど 黄色・水色など 緑・紫・青など
主な保険者 市町村 国保組合 協会けんぽ 組合健保 共済 後期高齢者医療制度
加入対象者 国保社会保険、後期高齢者医療制度、
生活保護の対象者以外の人
特定の職種に就いていて、同種の事業又は
業務従事者と、同一世帯家族
中小企業で働く従業員と
被扶養家族
従業員が一定数以上の大企業グループ会社に
属する従業員と扶養家族
公務員や私立学校の
職員と扶養家族
75歳の誕生日を迎えた人、
もしくは65歳~75歳未満で
一定の障害があって認定を受けた人

保険は、大きく分けて、国民健康保険、社会保険、後期高齢者医療制度の3つがあります。

国民健康保険と社会保険はさらに細かく分けることができ、それぞれ独自の保険証を作成しています。

国民健康保険の保険証は、自治体によって色が異なることがあるため、種類を一目見て判別することは困難だと言えます。

色ごとに、主な運営主体・加入対象者をわかりやすく解説します。

【国民健康保険】保険証の色・特徴

赤・ピンク・緑・灰色・紫などの保険証:市町村国保

主に、各市町村が運営している国民健康保険の保険証が該当します。

保険証の色は、自治体によって異なり、また1年ごとに色を変えている自治体もあります。

そのため、色を見ただけでどこの自治体かを判断することは困難です。

国保の加入者は、社会保険や後期高齢者医療制度、生活保護の対象になっている人以外の全ての人です。

例えば、自営業の方や、退職して後期高齢者医療制度に該当する75歳の誕生日を迎える前の方などが対象です。

また、退職して、次の就職先を見つけるまでの間に国保に加入する方もいます。

もし無職の期間に家族の扶養に入らない場合には、国保への加入手続きが必要になります。

ピンク・黄緑などの保険証:国保組合

国民健康保険組合の保険証の色で通称、国保組合といいます。

国保組合は、同種の事業・業務を行なっている人で組織されている保険です。

国保組合を設立している職種には、医師や歯科医師、土木建築業などがあります。

基本的には、法人企業に所属していない場合、市町村国保に加入することになります。

しかし、特定の業種で個人事業を営んでいる方、もしくはその従業員の場合には、国保組合に入るという選択もできます。

国保組合は、国民健康保険法に基づいて成り立っています。

国保との違いとして、保険料は収入額に関わらず、一定額という点があります。

また、国保と共通している点は、被扶養者負担が発生するという点などが挙げられます。

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【社会保険】保険証の色・特徴

青・水色・オレンジなどの保険証:協会けんぽ

主に、通称「協会けんぽ」に加入している場合の保険証の色です。

協会けんぽとは「全国健康保険協会管掌健康保険」の略称で、加入者の大部分は、中小企業の従業員と、その家族となっています。

平成20年10月より、国が運営してきた健康保険事業を法人団体が引き継ぎ、運営されている医療保険者です。

加入者は約4,000万人で、国内最大規模となっています。

また、協会けんぽの保険証は、色によってどの時期に発行されたのかが分かります。

オレンジ色は、平成20年10月より前の、国が運営していた時代に発行されていた保険証です。

青や水色は、民営化後に発行された保険証となっています。

赤・ピンクなどの保険証:組合健保

赤やピンクは「組合管掌健康保険」が発行している保険証です。

通称「組合健保」といい、組合健保は厚生労働大臣の許可により、企業が設立している健康保険です。

組合健保の加入対象者は、主に大企業や、その系列の企業に勤めている従業員と、その家族です。

また、設立の条件は、単独の企業なら700人、複数の企業なら3,000人以上の従業員が勤務していることです。

同じ組合健保でも、企業によって保険料や付加給付の内容が異なります。

組合健保には、企業ごとに法律の範囲内で保険料を決められたり、企業独自の健康づくり制度を行なったりできるなどの特徴があるのです。

その企業の財務状況や方針などによって、在り方はさまざまです。

黄色・水色などの保険証:共済組合

共済組合が発行している保険証の色は、主に黄色や水色です。

共済組合は、「国家公務員共済組合」「地方公務共済組合」「私立学校教職員共済組合」の、主に3つの団体があります。

加入対象者は、公務員や私立教職員と、その扶養家族です。

具体的には、国家公務員であれば、「国家公務員共済組合」、地方公務員であれば、「地方公務員共済組合」、警察官であれば「警察共済組合」などがあります。

種類 加入対象者
国家公務員共済組合 官公庁などで働く職員
地方公務員等共済組合 都道府県や市町村など地方自治体で働く職員
警察共済組合 警察庁などの組織で働く警察職員
公立学校共済組 公立学校で働く教職員、
教育機関で働く職員
合日本私立学校振興・
共済事業団
私立学校で働く教職員、私立学校の法人が
設立する保育所などで働く職員

【後期高齢者医療制度】保険証の色・特徴

緑・紫・青などの保険証

後期高齢者医療制度の保険証の色は、主に緑や紫、青などです。

全市町村が加入している、各都道府県に存在する「後期高齢者医療広域連合」が運営している保険になります。

加入対象者は、75歳以上の人で、75歳になったらこれまで加入していた国保や社保を抜けて、全員が後期高齢者医療制度の対象になります。

また、65〜74歳以上であっても、寝たきりなどの障害をお持ちの場合には加入対象者に該当することがあります。

後期高齢者医療制度では保険証の色が地域ごとに違う?

後期高齢者医療制度は、保険証の色がさまざまで地方自治体によって異なります。

また、後期高齢者医療制度は、1年ごとに新しい保険証を発行しており、その都度色を変えている自治体もあります。

毎年色を変えることで、どの年のものかが分かりやすいなどのメリットがあると思われます。

また、大きさや形も都道府県によって違いがあります。

他の保険者と同じ名刺サイズのものもあれば、はがき程度の大きさのものもあります。

もしお住まいの特定の地域の後期高齢者医療制度の保険証の色や大きさについて知りたい場合は、基本的には自治体の後期高齢者医療広域連合サイトで確認できます。

保険証の色だけでは職業・年収の判断はできない。保険者番号のほうが重要!

保険証の色から、職業や企業の規模感をある程度推測できることは確かです。

しかし、保険証の種類が同じでも、時期や各自治体などによって色が異なることもあり、色からだけでは判別しづらいこともあります。

保険証の色は各保険者が独自に設定しているものです。

全国で統一した基準はなく、保険証の色だけで職業や年収を機械的に判断できるわけではないので注意しましょう。

より詳細に保険証の種類を把握するためには、全ての保険証に記されている「保険者番号」の確認が欠かせません。

保険者番号は6桁もしくは8桁の数字で成り、一般的には保険証の下の方に記載されています。

保険者番号は、
「法別番号(2桁)」+「都道府県番号(2桁)」+「保険者別番号(3桁)」+「検証番号(1桁)」
で構成されています。

・法別番号
医療保険の種類を表しています。数字ごとの分類は以下のとおりです。

法別番号 医療保険の分類 医療保険の名称 主な被保険者
なし 国民健康保険 国民健康保険 自営業
01 社会保険 全国健康保険協会管掌健康保険
(協会けんぽ)
中小企業勤務者
02 社会保険 船員保険 船員など
03 社会保険 日雇特例被保険者の保険
(一般療養)
臨時(日々雇い入れ)に
使用される者(1ヶ月を超えない雇用)など
04 社会保険 日雇特例被保険者の保険
(特別療養費)
06 社会保険 組合管掌健康保険 大手企業
07 社会保険 防衛省職員給与法による
自衛官等の療養の給付
防衛省職員、自衛官、防衛大学学生
31 社会保険 国家公務員共済組合 国家公務員
32 社会保険 地方公務員等共済組合 地方公務員
33 社会保険 警察共済組合 警察職員など
34 社会保険 公立学校共済組合、
日本私立学校振興・共済事業団
教職員など
39 後期高齢者医療制度 高齢者の医療の確保に関する
法律による療養の給付
75歳以上もしくは65歳~74歳で
障害認定者
63 社会保険 特定健康保険組合
(特例退職被保険者)
法別番号06を
定年退職後〜64歳
72 社会保険 国家公務員特定共済組合 法別番号31を定年退職後〜64歳
73 社会保険 地方公務員等特定共済組合 法別番号32を定年退職後〜64歳
74 社会保険 警察特定共済組合 法別番号33を定年退職後〜64歳
75 社会保険 公立学校特定共済組合、
私立学校振興・共済事業団
公立学校共済組合、
日本私立学校振興・共済事業団の
退職〜64歳

・都道府県番号
保険者の所在を表した番号です。
01北海道〜47沖縄まで、47都道府県を数字で表しています。

・保険者別番号
保険者ごとに3桁の番号が割り当てられており、該当する番号が記載されています。

・検証番号
決められた計算式から算出された数字で、計算方法は以下のとおりです。

(1)以下の7つの計算式の答えを、それぞれ算出します。

  • 「保険者番号の左から1番目の数字×2」
  • 「保険者番号の左から2番目の数字×1」
  • 「保険者番号の左から3番目の数字×2」
  • 「保険者番号の左から4番目の数字×1」
  • 「保険者番号の左から5番目の数字×2」
  • 「保険者番号の左から6番目の数字×1」
  • 「保険者番号の左から7番目の数字×2」

(2)上記の7つの計算式から算出された7つの数字を全て足します。

(3)(2)で算出された数の1の位の数字を10から引いて出た数値が、検証番号です。

保険者番号の末尾の数字と一致していれば、正しい保険者番号と判断できます。

保険証の見方をおぼえておこう

さまざまな手続きをスムーズに行うために、一般的な保険証の見方をおぼえておきましょう。

特に重要なのは以下の4点です。

  • 保険証の種別:保険証左上に記載
  • 保険証の名称:保険証下部の「保険者名称」
  • 記号・番号:保険証上部に記載
  • 保険者番号:保険者名の隣に記載

公的機関などへ書類を提出する際は誤りがないよう注意してください。

【2025年12月最新】現行の健康保険証は廃止!マイナ保険証がない場合はどうなる?

2024年12月2日をもって、従来の紙やカード形式の健康保険証の新規発行が停止されました。そして2025年12月1日に猶予期間が終了し、お手元にある従来の健康保険証は原則として使用できなくなりました

今後は、医療機関や薬局の受付では「マイナ保険証(健康保険証の利用登録をしたマイナンバーカード)」を提示することが基本となります。

マイナンバーカードを持っていない方は、「資格確認書」を提示して医療機関を利用することにより、これまで通り保険診療を受けることが可能です。

マイナ保険証を持たない人のための「資格確認書」とは?

「資格確認書」とは、マイナ保険証をお持ちでない方に対して、ご自身が加入している健康保険組合や市区町村から無料で交付される、健康保険の資格情報を証明するための書類です。

これを医療機関の窓口で提示することで、これまで通り保険診療を受けることができます。

この資格確認書は、マイナ保険証の利用登録をしていない方などに対し、保険者(健康保険組合や市区町村)から自動的に送付されるため、ご自身で特別な申請手続きを行う必要はありません。

有効期間は最長5年で、各保険者が設定する仕組みになっています。

資格確認書の色には全国統一の基準がありません。保険者(発行元)や自治体がそれぞれ独自に色を決定している(協会けんぽならため、同じ保険制度でも地域や保険者によって色が異なります。

保険制度 資格確認書の色
社会保険(被用者保険) 黄色、赤、ピンク、水色など
国民健康保険 赤、ピンク、緑、灰色、紫など
後期高齢者医療制度 エンジ色、水色、白色など

今後はマイナ保険証の利用がスタンダードに

政府は、スマートフォンのモバイル端末にマイナンバーカードの機能を搭載する方針も示しており、将来的にはスマホ一つで医療機関を受診できるようになるなど、さらなる利便性の向上が期待されています。

マイナンバーカードを保険証として使うメリットは、以下の通りです。

マイナ保険証のメリット

・薬の履歴データや特定検診結果に基づいて医師の診察や薬の処方を受けられる
・特別な手続きをしなくても高額療養費制度の限度額を超える支払いが免除される
・従来の保険証を利用する場合と比べて医療費を20円節約できる
・マイナポータルから自分の医療情報を確認できる
・確定申告での医療費控除が簡単に申請できる
・就職や転職、引越しなどをしてもすぐに保険証として使用できる

資格確認書があるため、すぐに医療が受けられなくなるわけではありませんが、医療費の節約や受けられる医療の質、各種手続きの簡便さなどを考慮すると、早めにマイナンバーカードを取得し、健康保険証としての利用登録を済ませておいた方が良いでしょう。

マイナ保険証については、こちらの記事でも解説をしています。
マイナンバー健康保険証のデメリットを詳しく解説!

まとめ

今回は、保険証の色について解説しました。

保険証の色で保険者を見分けられる場合もありますが、基本的に断定することは難しいです。

複数の保険証で同じような色を採用していたり、1年に1回の更新のたびに色を変えたりしている保険者も存在するためです。

しかし、保険者番号を確認することで、保険証の種類がある程度分かります。

保険証の色よりも、記載されている内容に注目することで、おおまかな職業や企業が判別できる可能性が出てきます。

また、保険証の代わりとして、マイナンバーカードを使用する方法があります。

国が推奨しており、マイナンバーカードの利便性は向上しています。

ただし、保険証もマイナンバーカードも、重要な個人情報が記載されており、扱いは慎重に、不用意に人に見せたり、うっかり落としたりしないように注意しましょう。

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