この記事の要約はこちら
・金投資は、インフレに強い投資方法として人気があるが、デメリットや注意点も存在する。
・金投資のデメリットとして、利息・配当がない、紛失や盗難のリスクがある、手数料が高い、為替相場の影響を受ける、などがある。
・金投資のメリットとして、経済状況に影響を受けにくい、安全性に優れている、世界共通の価値がある、などがある。
・金投資には現物金、金ETF、金鉱株、金投資信託、金先物取引、金積立など、様々な方法がある。
・短期的な利益を重視する人や、安定した収益を求める人には、金投資はおすすめできない。
超低金利時代でもある近年では、投資による資産運用が注目を集めています。
投資にはさまざまな種類があり、投資初心者のかたにとっては「何を選べば良いのかわからない」「自分に合った投資がわからない」というケースもあるのではないでしょうか?
金投資はインフレに強い投資方法として人気がありますが、デメリットや注意すべきポイントも存在します。
この記事では投資初心者のかた向けに、金投資に関するポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
金投資とは?
金投資は、金(ゴールド)を対象とする投資のことです。
金は古代から価値の保存手段として重宝され、現代でも経済的不確実性やインフレーションに対するヘッジ(防御)として人気があります。
金投資は、信用度が高く世界中どこでも換金できることが特徴。
ゴールドバーを購入する方法から、投資信託で積み立て投資をする方法などさまざまな種類があります。
金は一定の価値が担保されていること、装飾品や工業品などさまざまな需要があることなどで人気のある投資法です。
金投資における4つのデメリット
金投資は人気の高い投資の一つですが、デメリットが存在します。
金投資を行う上で、理解しておきたい4つのデメリットをご紹介しましょう。
・紛失や盗難のリスクがある
・手数料が高い
・為替相場の影響を受ける
利息・配当などがない
金の場合、ただ保有しているだけならば、利息・配当などはありません。
金の利益を得られるのは売却する時なので、売却時の金の価値と等価交換されるだけです。
不動産や株式などの投資では、利息や配当などを得ることができますが、金は価値が上昇しない限り資産が増えないというデメリットがあります。
紛失・盗難のリスクがある
金を現物購入して自宅で保管をする場合は、紛失や盗難のリスクがあることを理解しておきましょう。
銀行の貸金庫や販売業者の保管サービスなどを利用することもできますが、相応の管理費用が発生します。
他の投資とは異なるデメリットでもあるため、金の現物購入をする場合は注意が必要です。
手数料が高い
金投資は、他の投資に比べて手数料が高いというデメリットがあります。
・購入時手数料
・販売時手数料
・管理手数料
・取引手数料
などが発生し、現物の金地金や金貨は購入量が少ないほど手数料が割高になります。
購入手段によっては15%前後も手数料がかかる場合もあるため、どのくらいの手数料が発生するのかをあらかじめ理解しておくことが求められるでしょう。
為替相場の影響を受ける
金の価格は為替相場の影響を受けるというデメリットもあります。
金の取引は米国ドルで行われるため、日本国内の金価格は為替相場の影響を受けます。
金の価格は「円高では下がり円安では上がる」といった仕組みになっているため、売却のタイミングを見極める必要があります。
金投資にメリットはあるのか?
金投資のデメリットを先にご紹介しましたが、金投資にはメリットも存在します。
これから金投資を検討している方に、金投資のメリットをご紹介しましょう。
・安全性に優れている
・世界共通の価値がある
経済状況に影響を受けにくい
金はインフレ対策としておすすめの資産です。
インフレで貨幣価値が下がり、物価が上昇するような状況になると、金の価値は上昇します。
他の金融商品のように価値が暴落することがなく、デフレによる経済不安が生じた際にも、有効な資産になるというメリットがあります。
安全性に優れている
金投資は、安全性に優れているということが大きなメリットです。
金は世界的に価値が認められているため、無価値になるリスクが極めて低くなっています。
特定の国の経済状況に依存せず、国際的に価値が認められる資産として機能します。
実物の資産でありながら、経年劣化や腐食などのリスクもないため、投資の中では非常に安全性が高い投資法といえるでしょう。
世界共通の価値がある
金には世界共通でその価値が認められているというメリットがあります。
金は世界中で価値が認められているため、一国の通貨リスクを回避する手段としても有効です。
特定の国の経済状況に依存せず、国際的に価値が認められる資産として機能します。
世界に市場が開いているため換金しやすく、希少性が高いため無価値になる心配がほとんどないこともメリットです。
金投資の主な方法と注意すべきポイント
金投資にはいくつかの方法があり、それぞれに特徴や注意すべきポイントがあります。
主な金の投資方法をピックアップしてご紹介しますので、参考にしてください。
現物金(地金やコイン)
・メリット:物理的に所有することで安心感があり、インフレや経済危機に対する強力な防御手段となる。
・注意すべきポイント:保管や保険のコストがかかり、盗難や紛失のリスクがある。
金ETF(上場投資信託)
・メリット:簡単に売買でき、保管の心配がない。取引コストも比較的低い。
・注意すべきポイント:現物金を保有しているわけではないため、非常時の安心感は現物金には劣る。
金鉱株
・メリット:金の価格が上昇すると、鉱山会社の利益が増えるため、株価の上昇や配当が期待できる。
・注意すべきポイント:金価格だけでなく、会社固有のリスク(経営問題、採掘コストの上昇など)にも影響されやすい。
金投資信託(ミューチュアルファンド)
・メリット:プロのファンドマネージャーが運用を行うため、個別株式の選定リスクを軽減できる。
・注意すべきポイント:管理費用や手数料がかかることがある。
金先物取引
・メリット:レバレッジを使って少ない資金で大きな取引ができるため、利益の機会が広がる。
・注意すべきポイント:ハイリスクハイリターンな方法。価格が予想と逆に動くと大きな損失を被る可能性がある。
金積立
・メリット:毎月少額ずつ購入するため、一度に大きな投資をする必要がなく、リスク分散ができる。
・注意すべきポイント:手数料がかかることがあり、短期的な利益を期待するには不向き。
金投資には複数の方法があるため、自分の投資目的やリスク許容度に合った方法を選ぶことが重要になります。
それぞれの投資方法には特有のリスクとリターンがあるため、十分な情報収集と検討が必要といえるでしょう。
デメリットが大きい?金投資をおすすめしない人
同じ金投資を行うときでも、金投資のデメリットを大きく受けてしまう人がいます。
どんな特徴を持った人が金投資に適さないのか、主な特徴をご紹介しましょう。
・安定した収益を求める人
・投資に対する知識や経験が不足している人
・高い管理コストを避けたい人
短期的な利益を重視する人
金は一般に長期的な資産保全の手段として見られています。
短期的な価格変動は少ないため、短期的な利益を狙う投資家には不向きです。
安定した収益を求める人
金は配当や利息を生まないため、定期的な収入を必要とする人には不向きです。
金投資では株式や債券のような定期的な収益を得ることができません。
投資に対する知識や経験が不足している人
金投資には市場の理解やリスク管理の知識が必要です。
特に金先物取引などのデリバティブ商品は高度な知識を要します。
知識や経験が不足していると、思わぬ損失を被る可能性があるため、注意が必要です。
高い管理コストを避けたい人
現物購入した金の保管や保険にはコストがかかります。
高い管理コストを避けたい人には、金投資の現物購入は不向きといえるでしょう。
まとめ
金投資はデメリットや注意点がありますが、メリットもある投資方法です。
「どんな投資を行うべきか悩んでいる」「興味はあるが投資自体がよくわからない」など、自分で見極めができない場合は、プロに相談してみることも大切です。
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