【2026年3月最新】マイナンバー健康保険証のデメリットを詳しく解説!

【2026年3月最新】マイナンバー健康保険証のデメリットを詳しく解説!

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2024年12月2日以降、紙の健康保険証は発行されなくなり、マイナンバーに統一化されていきます。現時点でのマイナンバーと健康保険証を紐づけした際のメリット・デメリットについて解説しますので参考にしてください。

この記事の要約はこちら

・2024年12月2日以降は、健康保険証はマイナンバーカードに完全移行し、現在の健康保険証は発行されなくなる予定。
・高度療養費制度の手続きが簡単や医療費控除の確定申告が簡単や初診料が安いといったメリットがある。

マイナンバーカードは2025年4月末で、約9700万人が保有と全人口の約78%が保有しており、そのうち約8割がマイナ保険証の登録を終えています。

「登録は済ませたが、マイナンバーカードを健康保険証として利用するのは不安」「デメリットを知りたい」と考えている人もいるでしょう。

本記事では、マイナンバーカード保険証のデメリットやメリットについて詳しく解説します。

マイナンバーカード保険証のデメリット

マイナンバーカード保険証には4つのデメリットがあります。

マイナンバーカード保険証のデメリット

・システムエラーが発生した際は利用できない
・個人情報漏えいのリスクがある
・紛失した場合は健康保険証が使えない
・有効期限が切れると保険証も使えなくなる

 

ただし、いずれのデメリットも解決策・対処法が用意されているため、利用するにあたってそれほど大きな問題になることはないでしょう。

システムエラーが発生した際は利用できない

マイナンバーカード保険証はシステムで管理するため、エラー発生時には使用できない可能性があります。

一時的な利用の集中や災害によるシステムダウンなどによって、受付ができない、過去の医療データを閲覧できないというケースが考えられます。

ただし、マイナ保険証が読み込めなかったとしても、10割負担になるわけではありません

以下の方法で被保険者の資格確認ができれば、1〜3割の自己負担で医療機関を受診できます。

マイナ保険証と合わせてマイナポータルの画面や「資格情報のお知らせ」を提示する
被保険者資格申立書に記入をする(初診の場合)
口頭で確認を受ける(再診の場合)

 

出典:厚生労働省「マイナ保険証の利用促進等について

個人情報漏えいのリスクがある

マイナンバーカード保険証を紛失した際に、住所・氏名・マイナンバーなどの個人情報漏洩のリスクがあります。

ただし、悪用されるリスクはそれほど高くありません。

理由は次の通りです。

まずマイナンバーカードに記載してある情報が第三者に知られても、パスワードが分からなければ不正利用することはできません

またマイナンバーを利用する手続きでは、顔写真での本人確認が必要なため、本人以外は個人情報を引き出せないようになっています。

オンラインで利用する際はマイナンバーではなくICチップを使用します。ICチップの情報を無理やり読み込もうとすると、自動的に壊れる構造です。

そのため、悪用されない仕組みは整っていると言えるでしょう。

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紛失した場合は健康保険証が使えない

マイナンバーカード保険証を紛失して手元にない場合は、健康保険証が使用できません。

医療機関によっては事情を説明すれば診察券で受信できる場合もありますが、一般的には医療費を一度自費で払い、後日払い戻しの手続きが必要です。

紛失時の対応については2025年3月時点で、関係省庁で検討が進められています。

万が一マイナンバーカード保険証を紛失してしまった際には、「マイナンバー総合フリーダイヤル」に連絡をして、利用を一時停止する手続きが必要です。

24時間365日対応しているため、速やかに連絡しましょう。

  • マイナンバー総合フリーダイヤル:0120-95-0178

なお、2024年12月2日から「特急発行・交付制度」が開始しています。

この制度を利用すれば、原則1週間でマイナンバーカードを再発行することが可能です。

参考:デジタル庁

有効期限が切れると保険証も使えなくなる

マイナンバーカードには10年(18歳未満は5年)の有効期限があります。

有効期限が切れてからも3ヶ月は保険証として利用できますが、それ以降は更新手続きをしない限り利用できません

有効期限が近づくと、自治体から有効期限通知書やマイナカード交付申請書などが届きます。

スマホや郵便などで更新の申請をして、新しいマイナンバーカードを受け取りましょう。

マイナンバーカード保険証のメリット

2024年12月2日に従来の健康保険証は廃止され、マイナ保険証に完全移行しました。

原則として全国の医療機関、薬局でマイナンバーカードが使えるようになっています。

マイナンバーカード保険証のメリットは以下の通りです。

マイナンバーカード保険証のメリット

・就職、転職、引越時の手続きが原則不要
・医療機関での手続きがスムーズになる
・高度療養費制度の手続きが簡単
・診療・薬などの情報を確認できる
・医療費控除の確定申告が簡単

 

就職・転職・引越時の手続きが原則不要

従来は、就職や転職、引っ越し時に健康保険証の更新手続きが必要でした。

マイナンバーカード保険証の場合、新しい医療保険者への手続きが済んでいれば、役所の窓口で手続きをしなくても健康保険証として使用できます。

国民健康保険や後期高齢者医療制度に加入している際にも、定期的な被保険者証の更新がいりません。

ただし、医療保険者等が変わる場合は加入の手続きが必要なため、忘れずに行いましょう。

医療機関での手続きがスムーズになる

マイナンバーカード保険証を利用する大きなメリットは、医療機関での手続きがスムーズになることです。

3つの便利なポイントを紹介します。

受付が顔認証で自動化

医療機関に設置されたカードリーダーにマイナンバーカードをかざすことで、受付が自動化されます。

カードリーダーの種類によって本人確認の方法が異なります。

「顔認証付きカードリーダー」は、顔認証または暗証番号入力によって本人確認ができる仕組みです。

「汎用カードリーダー」の場合は、暗証番号の入力または窓口職員の目視で本人確認を行います。

従来よりも受付時間を短縮できるようになるでしょう。

過去のデータに基づいた診療・薬の処方

医療機関で情報共有の同意をすれば、個人のデータに基づいて、診療や薬の処方をしてもらえます。

マイナンバーカード保険証に、過去の「特定検診情報」や「薬剤情報」がデータとして蓄積され、医療機関や薬局側がこの情報を閲覧できるためです。

特定健診情報とは、メタボリックシンドロームの早期発見を目的に、40歳から74歳の方に行われる健診結果を指します。

下記のように、令和2年以降(直近5回分)の情報が確認可能です。

<特定健診情報の内容>
・受診者情報
・特定検診結果情報
・質問票情報(服薬・喫煙歴等)
・メタボリックシンドローム基準の該当
・特定保健指導の対象基準の該当

 

引用:厚生労働省(PDF)

薬剤情報は、入院中や医療機関を受診した際に、薬局などから受け取ったお薬の記録です。

令和3年9月以降(3年分)の情報が確認できます。

<薬剤情報の内容>
・受診者情報
・過去に処方されたお薬の情報

 

引用:厚生労働省(PDF)

医療機関や薬局がひとりひとりの医療情報を把握することで、重複した薬の処方などを防げるようになり、より良い医療が受けられます。

高度療養費制度の手続きが簡単

高額な医療費を支払った際に払い戻しができる「高度療養費制度」の手続きが簡単にできます。

従来は、書面による申し込みをした後、届いた認定証を医療機関に提出する必要がありました。

マイナンバーカードを利用できる医療機関窓口であれば、情報提供に同意をすることで、限度額以上の医療費の一時支払いが免除されます。

書類での申請が必要ないため、急な入院の際などに安心です。

診療・薬などの情報を確認できる

マイナンバーカードと健康保険証を一体化することで、マイナポータルから次の情報を閲覧できます。

特定検診情報
診療・薬剤情報
医療費

 

ご自身が必要なタイミングで、正確なデータを確認できることがメリットです。

医療費控除の確定申告が簡単

マイナンバーカード保険証の利用によって、医療費控除の確定申告が簡単になります。

マイナポータルでは、医療費の情報も管理可能です。

そのため、従来のように医療費の紙の領収書を保管しておく必要がありません。

さらに、マイナポータルをe-Taxに連携することで、医療費控除が自動入力されます。

マイナンバーカード保険証に関するよくある質問

最後に、マイナンバーカード保険証に関するよくある質問に回答します。

マイナンバーと保険証を紐付けしたらどうなる?

マイナンバーカードと保険証を紐づけることで一元化できます。

マイナンバーカードを健康保険証として利用することが可能です。

マイナンバーカード保険証にすると今までの保険証はどうなる?

マイナンバーカード保険証にした後でも、今までの健康保険証を利用して医療機関などを受診できます。

ただし、2024年12月2日以降は紙の保険証は利用できなくなります。

保険証の廃止後、マイナンバーカード保険証を取得するまでの期間は無料発行の「資格確認書(有効期限最長1年)」で保険診療を受けられます。

マイナ保険証はいつから義務化される?

2024年12月2日以降、現行の健康保険証は廃止され、マイナ保険証に一本化されることが決まっています。

マイナ保険証を持っていない場合は、資格確認書が交付されることになっていますが、あくまでも例外的な措置としての位置づけであるため、今後はほぼ義務化されるといってよいでしょう。

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マイナ保険証を利用している人はどのくらいいる?

2024年10月分の実績では、マイナ保険証の利用件数は約3,400万件です。

1年前に比べると5倍以上件数が伸びています。

しかし、紙の保険証の利用件数は約1億8,000万件のため、完全に浸透しているとは言い切れない状況です。

出典:厚生労働省「マイナ保険証の利用促進等について

マイナ保険証に関するトラブルはある?

全国保険医団体連合会が実施した「2023年10月1日以降のマイナ保険証トラブル調査」によれば、以下のようなトラブルが発生しているようです。

該当の被保険者番号がない
資格情報の無効がある
名前や住所の間違い
他人の情報が紐づけられていた
間違った医療情報が紐づけられていた
カードリーダーでエラーがでる

 

これらのトラブル対応の過程で、患者に一旦10割の医療費負担を請求した事例が753件あります。

マイナンバーカード保険証に申し込むと特典はある?

2025年6月時点では、ポイント付与などの特典はありません。

マイナポイントが付与されるキャンペーンは、2023年9月末で終了しています。

マイナンバーカード保険証の利用申し込み方法は?

マイナンバーカード保険証は利用申し込みが必要です。
次の2つの方法があります。

  • セブン銀行ATM
  • ウェブサイト、マイナポータルアプリ

「セブン銀行ATM」にマイナンバーカードを入れることで、健康保険証利用の申し込みが可能です。

マイナポイント第2弾の申し込みは別途必要になるため注意しましょう。

必要書類や操作手順は「セブン銀行公式サイト」に記載されています。

「ウェブサイト」や「マイナポータルアプリ」からも申請ができます。

パソコンとスマートフォンで申請手順が異なるため、「マイナポータル」で流れを確認しながら行うとよいでしょう。

マイナンバーカード保険証が利用できる場所は?

「マイナ受付」のステッカーやポスターが貼ってある医療機関・薬局で利用できます。

2024年12月2日以降は、ほぼ全ての医療機関、薬局で利用できるようになりました。

マイナンバーカード保険証の医療機関での利用方法は?

医療機関に設置されたカードリーダーに、マイナンバー保険証をかざして利用します。

ただし、カードリーダーの種類によって本人確認の方法が異なるためご注意ください。

「顔認証付きカードリーダー」の場合は、顔認証システムまたは暗証番号の入力によって、本人確認と保険資格を確認します。

顔認証はメガネや帽子を外さずに、車いすに乗った状態でも可能です。

「汎用カードリーダー」は、暗証番号の入力または職員の目視で本人確認を行います。

医療機関の案内に沿って利用しましょう。

まとめ

マイナンバーカード保険証は、利用できる医療機関が限られていることや、再発行に時間がかかる点などがデメリットです。

ただし、デジタル庁によってデメリット改善に向けた取り組みがされており、2024年以降は紙の保険証が廃止される動きもあります。

医療機関での手続きがスムーズになるという大きなメリットもあるため、マイナンバーカード保険証の特徴を理解したうえで申し込みを検討してみてくださいね。

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