この記事の要約はこちら
・独身女性は周囲の視線や経済的・精神的な面から老後が悲惨といわれる
・独身女性は自分の人生を自由に満喫できるメリットもある
・独身で老後を過ごすには約3,800万円の資金が必要
・老後資金のためにできる資産運用方法6つを紹介
・将来が不安なときは無料でお金のプロに相談することがおすすめ
日本では少子高齢化が進み、独身のまま一生を終える人の割合も高まっているといわれています。
そんななか「独身女性の老後は悲惨」という話を聞いて、不安になっている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、なぜ独身女性の老後が悲惨と言われているのかその理由を解説するとともに、今からできる対策を紹介します。
自分の人生を満喫したいと考えている独身女性の方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
独身女性の老後が悲惨といわれる3つの理由
まずは独身女性の老後が悲惨といわれる理由を見ていきましょう。
・経済的なリスクがある
・健康状態が悪化した時に頼れる人がいない
・孤独を感じる場面がある
経済的なリスクがある
大きな不安要素として、生活にかかる費用のすべてを自分ひとりの収入で賄わなければならない点が挙げられます。
共働き世帯であれば、どちらかが病気などで働けなくなっても、パートナーの収入で生活を支え合うことができます。
しかし、独身者の場合、自身の就労が困難になると、そのまま収入が途絶えてしまうリスクがあります。
また、現役時代の働き方によっては将来受け取れる年金額が少なくなるケースもあり、貯蓄が十分でないと経済的に厳しい状況になるかもしれません。
加えて、高齢になると賃貸契約のハードルが上がることもあるため、住まいの確保についても早めの対策が必要です。
健康状態が悪化した時に頼れる人がいない
日常生活から非常時の対応まで、基本的にひとりで対処しなければならないことも課題の一つです。
健康なうちは問題なく過ごせても、加齢により体力が低下したり、病気やケガをしたりした際に、身近に頼れる家族がいないと不便を感じやすくなります。
例えば、入院や手術が必要になった際、身元保証人や緊急連絡先を誰に頼むか、という問題に直面することもあります。
また、自身の判断能力が低下した際に、誰が介護や生活のサポートをするのかという点も、独身ならではの切実な悩みといえるでしょう。
孤独を感じる場面がある
一人の時間を楽しめる女性であっても、ふとした瞬間に寂しさを覚えることがあります。
例えば、年末年始などのイベントシーズンや、仕事から帰って誰もいない部屋に戻った時などに、孤独を感じる人が多いようです。
また、同年代の友人が家庭を持ち始めると、生活リズムや話題が合わなくなり、これまで通りの付き合いができなくなることもあります。
退職して仕事という社会との接点がなくなると、会話をする機会が減り、社会的に孤立しやすくなるリスクも考えられます。
独身女性の老後が悲惨とは限らない!独身のメリット
独身女性の老後は悲惨だといわれることがありますが、決してすべての独身女性が悲惨な老後を迎えるわけではありません。
独身女性ならではのメリットを紹介します。
・自由な時間を満喫できる
・自分では対処できないトラブルを回避できる
・人間関係を選択できる
・やりたいことにチャレンジできる
・住まいの選択肢が広がる
今後一生独身で将来どうなるのだろう…と不安に感じている方は、これらのメリットも考えてみてください。
自由な時間を満喫できる
独身であれば、自分の時間を満喫できるという大きなメリットがあります。
パートナーの都合で引っ越しを余儀なくされたり、出産や育児のためにキャリアを諦めたりする必要もありません。
また、家事や育児に追われて自分の趣味を楽しむ時間がない…と悩むこともないでしょう。
もちろん、結婚しても自分の時間を有意義に使っている女性も多いですが、誰しもが上手に時間を使えるとは限りません。
家庭を持つことよりも自分の時間を満喫するほうが有意義だと感じる方にとっては、独身でいることは大きなメリットになります。
自分では対処できないトラブルを回避できる
家庭を持っていない人は、自分で対処できないトラブルを回避できるというメリットもあります。
子どもの発熱で仕事を休まなければならない、パートナーの転勤に付き合わなければならない、姑やパートナーの親戚との人間関係などのストレスがなくなり、自分ではどうしようもない部分での悩みを減らせるでしょう。
反対に、自分の行動がすべて自分の責任として返ってくるので、その分人生にハリが出ると感じる方もいます。
人間関係を選択できる
独身女性は人間関係を選択しやすい点もメリットです。
結婚すると、相手の両親や親戚とも良好な関係を維持する必要がありますが、必ずしも相性がいい人ばかりとは限りません。
とくに親戚の結びつきが強い相手と結婚すると、余計なストレスを抱えることもあるでしょう。
独身女性はその必要がなく、親戚づきあいも自分と関係のある人と最低限だけ関わっていけばいいという考え方ができます。
親戚だけでなく、ママ友トラブルなどで悩む心配がなく、自分が今後も付き合い続けたいと思う人とだけ関係を維持できます。
やりたいことにチャレンジできる
独身女性は縛られるものが少ないため、やりたいことにチャレンジしやすいという点も大きなメリットです。
パートナーや子どものために我慢する必要がなく、いつでも好きなことにチャレンジして自分の人生を豊かにできます。
思い立ったときに海外旅行をしたり、新しい趣味を始めたり、未経験の仕事に飛び込んだりすることも可能です。
家族のために何かをすることに幸せを感じる人、自分がやりたいことを続けることを幸せに感じる人、価値観はそれぞれです。
もっとやりたいことがたくさんある!という方は、独身のメリットを活かしてどんどんチャレンジしていきましょう。
住まいの選択肢が広がる
独身だと住まいの選択肢が広がることがあります。
賃貸ならいつでも自分が好きなときに引っ越せて、さまざまな街で自由に暮らすこともできるでしょう。
独身なら、パートナーや子どもの都合を考えずに住みたいエリアや住みたい物件の条件を選びやすい点もメリットです。
マンションを購入すれば自分で住むだけでなく、人に貸して副収入を得ることも可能です。
ほかにも、インテリアにこだわったり、好きにDIYを楽しんだりといった楽しみ方もできますよ。
独身女性の老後の生活資金はいくら必要?
独身女性が老後を安心して過ごすためには、「支出(出ていくお金)」と「収入(年金)」の差額を正しく把握する必要があります。
平均的なデータをもとに、実際に不足する金額をシミュレーションしてみましょう。
総務省の「家計調査年報(家計収支編)2024年(令和6年)」によると、65歳以上の単身・無職世帯の平均支出は16万1,933円(1カ月あたり)です。
一方、厚生労働省の「令和5年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、年金受給額は以下の通りです。
・厚生年金:14万7,360円
65歳女性の平均余命は約24年なので、老後資金の不足額は以下のように計算できます(出典:厚生労働省「令和6年簡易生命表」)。
- 国民年金受給者:(16万1,933円ー5万7,700円)×24年×12ヶ月=約3,002万円
- 厚生年金受給者:(16万1,933円ー14万7,360円)×24年×12ヶ月=約420万円
ただし、この金額はあくまでも最低限の生活をするために必要な金額であり、介護費やリフォーム費用などの臨時出費は含まれていません。
これらを踏まえると、厚生年金の受給者であっても、年金だけでは1,000万円以上の老後資金が不足する可能性があります。
独身女性が老後のためにできる6つの対策
独身女性は老後資金を自分でコツコツ用意する必要があります。
早く始めれば始めるほど余裕を持った運用ができるので、早速自分にできることから始めましょう。
・NISA
・iDeco
・保険
・投資信託
・不動産投資
・国民年金基金
これらの特徴と向いている人を紹介するので、自分にできそうなことがないか考えて見てください。
NISA
NISAはリスクを抑えて投資ができる方法です。
つみたてNISAと一般NISAの2種類があり、つみたてNISAは年間40万円で最大20年間、一般NISAは年間120万円で最大5年間、非課税で投資ができます。
通常であれば20.315%の税金が利益から差し引かれてしまうので、節税しながら資産運用したい方にもおすすめです。
投資先も多数あり、多くの企業に分散して投資できる投資信託のラインナップも豊富です。
投資にチャレンジしてみたい初心者の方にもおすすめですよ。
NISAは2024年に制度が一新され、さらに投資できる金額が増え、非課税期間の制限もなくなります。
今の段階からNISAを始めて運用に慣れていき、今後の運用次第で積立額を増やすなどの運用方法ができます。
iDeCo
iDeCoは国民年金や厚生年金とは別に、自分で年金を積み立てられる私的年金の一つです。
自分で加入先や掛け金の金額などを選択できるので、少ない金額からでも無理なくコツコツ積み立てられます。
加入先の運用によって将来得られる利益が変動してしまいますが、投資信託を選択して低いリスクで低いリターンを狙う方法もあります。
NISAと似ていますが、iDeCoは原則として60歳まで引き出すことはできません。
なかなか貯金ができずすぐにお金を引き出してしまう方は、iDeCoのように引き出せる年齢に制限があるほうがお金を貯めやすいでしょう。
iDeCo・NISAについては、こちらの記事でも解説をしています。
初心者必見!新NISAの節税効果とは?iDeCoとの違いを解説|MANEMO
保険
保険に加入して、万が一の出費に備えたり利益を得たりする方法があります。
保険は大きく分けて、以下の3つがあります。
・定期保険
・終身保険
・変額保険
これら3つの特徴を比較し、自分に合う保険を選びましょう。
定期保険
定期保険は、一般的に掛け捨てと呼ばれる保険です。
一定期間は保障を受けられるものの、保障期間が過ぎると保険料は返ってきません。
一見メリットがないように思えますが、終身保険と比較すると保険料が安く、病気やケガをしっかりサポートしてくれるメリットがあります。
病気やケガの治療費をカバーできるので、低予算で万が一に備えたい方にはおすすめです。
ガンの治療費をカバーしてくれる保険や病気などで働けなくなったときのための就業不能保険などもあります。
定期保険については、こちらの記事で解説をしています。
定期保険に向いている人の特徴とは?メリット・デメリットを解説!
終身保険
終身保険は、保険料を期間内まで払い込むと一生涯サポートを受けられる保険です。
定期保険よりも保険料が高いケースが多いですが、生涯にわたってサポートを得られるという魅力があります。
病気やケガをしたときに一時金を受け取れる終身保険や、一定年齢になると年金形式で毎月保険金を受け取れる終身保険もあります。
保険料を支払い続けると一定年数ごとに一時金を受け取れるなど、ユニークな終身保険も数多く登場しています。
終身保険については、こちらの記事で解説をしています。
終身保険に入るベストなタイミングはいつ?メリット・デメリットも解説|MANEMO
変額保険
変額保険とは、契約者が支払った保険料を保険会社が運用し、高い利益を目指す保険です。
一般的な終身保険は利率が決まっており、契約した時点で将来受け取れる金額が確定しています。
一方で変額保険は将来より高い利率を狙うこともでき、より多くのお金を受け取れる可能性があります。
もちろんその反対に利率が下がる可能性もあるので、リスクはきちんと確認したうえで契約する必要があります。
ただし、保険料を支払っている期間の運用結果に関係なく、死亡時や高度障害保険金は金額が保障されている保険が多いです。
変額保険については、こちらの記事で解説をしています。
変額保険は本当に儲かる?メリットやリスク・NISAとの違いについて解説|MANEMO
投資信託
投資信託とは、投資家から集めたお金を投資のプロが運用し、利益を分配する方法です。
投資に関する知識が少ない、投資にかける時間を十分にとれない、さらに高額な掛け金を用意できない方でも始めやすい投資方法として近年注目を集めています。
投資にはチャートの読み方や各株式の知識、日本国内だけでなく世界の情勢などの知識をフル活用する必要がありますが、学ぶ機会が少なく、一つの株に大金を投資すると失敗のリスクも高いです。
投資信託は複数の企業の株式に分散して投資するため、リスクを抑えることが可能です。
株式市場の読みなどの知識が豊富にあるプロに運用をお任せできるため、時間がない方にも便利な方法です。
投資信託については、こちらの記事で解説をしています。
投資信託はやめたほうがいいって本当?デメリットや失敗しないためのポイントを解説!|MANEMO
不動産投資
不動産投資は、マンションや土地、一軒家などを購入して、賃貸にしたり売却したりして利益を得る方法です。
とくにこれから開発される予定があるエリアの土地は数年後に高額で売却できる可能性があり、大きな利益を生み出せるでしょう。
都心部などアクセスのいい場所のマンションは賃貸としても価値が高く、家賃収入を得続けることが可能です。
ただし、不動産投資は数千万円の費用が必要です。
ローンで購入することも可能ですが、ローンを返済しながらだと利益を得られたと実感しにくい点には注意しましょう。
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投資物件とは?初心者でもわかる仕組み・種類・利回り・購入ポイントを徹底解説
国民年金基金
国民年金基金は、国民年金に上乗せできる公的な年金制度です。
厚生年金に加入できない自営業者やフリーランスの人に向けて作られた制度で、国民年金や厚生年金と同じく65歳から一生涯受け取ることが可能です。
掛け金は全額所得控除の対象、受け取る年金は公的年金等控除の控除になるといった、税制面での優遇もあります。
会社員が加入する厚生年金とは違い、月額の上限を6万8,000円として年金額を自由に設計でき、加入後も年金や掛け金の口数を変更できる点が特徴です。
自営業やフリーランスとして活動しており、将来受け取れる年金額に不安を感じている方は、国民年金基金への加入も検討してみましょう。
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国民年金基金はやばいって本当?入ってはいけない理由やメリットを解説|MANEMO
独身女性の老後対策(お金以外)
老後の安心を手に入れるためには、資金作りだけでなく、心身の健康や生活環境を整えておくことも大切です。
お金以外の面で、今から意識しておきたい3つの対策を紹介します。
1. 健康寿命を延ばす意識を持つ
頼れるパートナーがいない独身女性にとって、自身の体は何よりの資本です。
介護が必要な期間をできるだけ短くし、自立した生活を長く送るためにも、若いうちから健康管理を習慣化しましょう。
・適度な運動:筋力の低下を防ぎ、将来の転倒リスクなどを減らす
・食生活の改善:栄養バランスを整え、生活習慣病を予防する
「自分だけは大丈夫」と思わず、体のメンテナンスにお金と時間をかけることが、結果的に将来の医療費や介護費用の節約にもつながります。
2. 職場以外のコミュニティを持つ
仕事中心の生活を送っていると、退職後に社会との接点がなくなり、急激に孤立してしまうことがあります。
精神的な充実感を保つためにも、会社以外の居場所を作っておくことが重要です。
・地域のボランティア活動に参加する
・年齢の離れた友人を作る
利害関係のない友人や、挨拶を交わせる地域の人とのつながりは、老後の孤独感を和らげる大きな支えとなります。
3. 「もしもの時」に頼れる場所や制度を活用する
入院時の保証人や、判断能力が低下した際の財産管理など、家族の代わりになってくれる存在を確保しておく必要があります。
兄弟や親戚に頼るのが難しい場合は、公的制度や民間のサービスを活用しましょう。
家族信託
認知症などで判断能力が低下し、資産が凍結されてしまう(預金が引き出せなくなる・不動産が売れなくなる)リスクに備える仕組みです。
元気なうちに、信頼できる親族(兄弟姉妹や甥・姪など)と契約を結び、財産の管理や運用を託すことができます。
成年後見制度よりも柔軟な財産管理ができる点が特徴です。
任意後見制度
将来、判断能力が不十分になった時に備え、支援してくれる人(後見人)とサポート内容をあらかじめ決めておく制度です。
財産管理だけでなく、介護サービスの契約や施設入居の手続きといった「身上監護」も依頼できます。
身元保証サービス
入院や施設入居時には「身元保証人」を求められることが一般的です。
身元保証サービスを利用すると、頼れる親族がいない場合でも、民間企業や団体に保証人を代行してもらえます。
死後事務委任契約
自分がいなくなった後の葬儀、納骨、役所への届出、遺品の整理などを、第三者(弁護士や司法書士など)に依頼しておく契約です。
こうした「終活」に関する準備を早めに進めておくことで、将来の漠然とした不安を解消できます。
独身女性の老後の不安はお金のプロに相談しよう
「独身女性の老後は悲惨」と聞いて不安に感じている方は、その理由と対策をしっかり理解することが大切です。
一人でやみくもに不安を抱えていても事態が好転することはありません。
信頼できるお金のプロに相談し、今後のお金の使い方を考えましょう。
みんなの生命保険アドバイザーは、提携をしている2500名以上の保険専門家であるFPの中から希望に沿った担当者を紹介してくれるマッチングサービスです。
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