保険営業ノウハウ
  • 公開日:2025年7月8日
  • 更新日:2025年7月8日

若年層にも保険ニーズはある!保険離れの原因と有効な対応策とは?

若年層にも保険ニーズはある!保険離れの原因と有効な対応策とは?

【PR】この記事には広告を含む場合があります

若年層にも保険ニーズはあります。若年層に対して、ニーズを満たす保険提案をするために、先に保険離れが進んでいる原因を知り、しっかりとした対策をしなければなりません。この記事では、若年層の保険ニーズについて説明しつつ、若年層の保険離れが進んでいる原因や対応策についても解説します。

この記事の要約はこちら

この記事では、若年層の保険離れの原因や特有の保険ニーズ、その対策について解説しています。保険への知識不足や経済的負担、ライフスタイルの変化で若年層の保険離れは進んでいますが、医療・死亡・就業不能・がん・年金保険など実は多様なニーズがあります。こうしたニーズを引き出すには、デジタル活用や柔軟な設計、啓蒙活動を通じて保険への抵抗感を減らし、若年層に適切にアプローチすることが重要です。

・若年層にも保険ニーズはあるが、他の年齢層のニーズとは異なる点がある。
・若年層の保険離れが進んでいるため、まずは保険離れの原因を知る必要がある。
・若年層の保険ニーズに応えるためには、保険離れ対策が必須。

 

若年層にも保険ニーズはありますが、他の年齢層とは異なる点があるため、ただしく把握できていない保険募集人が少なくありません。この記事では、若年層特有の保険ニーズに触れながら、そのニーズを満たすうえで対策が急がれる、若年層の保険離れについても解説します。

 

若年層の保険離れの原因は?

若年層の保険離れが進んでいると言われていますが、なぜなのでしょうか。若い人たちに保険ニーズを感じてもらうためには、保険に対する抵抗感を少しでも軽減する必要があります。まずは、若年層の保険離れを進めている原因について考えてみましょう。

 

 
 

 

保険に対する知識のなさ

若年層は死亡率も病気の罹患率も高くありません。もし、「保険は家計を支えている人の死亡に備えるもの」という固定イメージしかなければ、必要性は感じないでしょう。しかも、保険は種類が多く仕組みも複雑なので、自分に合うものを選ぶことは容易ではありません。「保険は自分にとって必要のないもの」と思っている状態で、「保険は難しくて面倒なことが多い」と感じたら、保険への関心は薄くなる一方です。

 

経済的な原因

非正規雇用で働く若年層が増加しています。時間給などで働く非正規雇用では、収入が安定しておらず、将来的な所得の伸びもあまり期待できません。物価の上昇も続いているため、若年層にとって、保険料の負担感は年々大きくなっています。限られた金額をやりくりしている状況なら、貯蓄よりも消費を優先せざるを得ません。保険は後回しになって当然です。

 

ライフスタイルの変化

晩婚化が進み、未婚率も高くなっている中、結婚しても子どもを持たない夫婦が増え、共働きの世帯も増えています。夫の収入で家計を支え、専業主婦の妻が子育てしながら家を支えるという従来の家族観が当てはまらない家庭が増えているのが現状です。ライフスタイルが変化し、保険がターゲットとしている家族構成と現状の間にズレが生じていることも、若年層が魅力や必要性を感じにくくなっている原因になっています。

 

参考:子ども家庭庁「結婚に関する現状と課題について」 https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/f27802a2-0546-424d-ac61-ac0641d67d38/cf9b37be/20240719_councils_lifedesign-wg_f27802a2_02.pdf

参考:国立社会保障・人口問題研究所の人口統計資料集(2023)改訂版 https://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Popular/P_Detail2023RE.asp?fname=T07-13.htm

 

若年層にもある保険ニーズ

保険離れが進んでいる若年層には保険ニーズがないと思いがちですが、実際はきちんとしたニーズがあります。しかし、若年層は自身のニーズに気づいていないことほとんどです。そのため、保険募集人がニーズに気づいてもらうように働きかける必要があります。若年層にどのような保険ニーズがあるのか、しっかり理解しておきましょう。

 
 

 

医療保険に対するニーズ

20代はまだ働き始めてからの期間が短いため、他の年代よりも収入が低い傾向があります。病気になるリスクはまだ低いものの、急な病気やケガで入院することになったら、治療費や入院費の支払いが大きな負担となるでしょう。そのことを理解すれば、病気やケガに備えるため、医療保険への加入を検討するはずです。

 

一方、30代は結婚して家庭を持つ人や、子どもが生まれ家族が増える人が増える年代です。家計を支えている人が病気やケガで入院すると、家族の生活にも少なからず影響が出るということを理解できれば、入院費や治療費の支払いで家計を圧迫することがないように、医療保険への加入を検討するでしょう。共働きであれば、2人の収入で家計を支えているため、ニーズを引き出せれば、夫婦そろって保険に加入してくれるかもしれません。

 

特に、妊娠・出産を予定している女性の場合、妊娠・出産時のトラブルリスクを把握することで、さらに医療保険のニーズが高まります。妊娠・出産時のトラブルに備えるためには、妊娠前に加入しておく必要があることを理解してもらうことがポイントです。

 

 
 

 

死亡保険に対するニーズ

晩婚化が進んでいることは、先に触れた通りです。20代ではまだ結婚していない人が多く、30代でも未婚の割合が増えています。「死亡保険は残された家族の生活を支えるもの」というイメージであれば、独身の場合、死亡保険に関心がないのも当然です。しかし、実際は独身者でも、死亡したときには、葬儀や死亡後の後片付け、手続きなどを誰かにしてもらわなければなりません。そのことを理解すれば、葬儀や後片付けなどの費用として少額の死亡保険への加入を検討するでしょう。もちろん、既婚者や将来家族を持つ予定がある人は、万が一の備えとして手厚い死亡保障のニーズがあります。

 

就業不能保険に対するニーズ

若年層は病気になるリスクは低いものの、ケガで働けなくなるリスクを無視することはできません。病気やケガで働けなくなったら収入が減少して、生活が立ち行かなくなる恐れがあります。就業不能保険は、病気やケガで働けなくなったときに、収入を保障する保険です。独身の場合は、生活費や治療費をカバーするため、配偶者や子供がいる場合は、家族の生活費をカバーするための備えが必要です。収入の減少分を貯蓄で補えない場合は、リスクを正しく理解することで、就業不能保険への加入も検討することになるでしょう。特に有給や傷病手当金などの制度を利用できない自営業やフリーランスの人のニーズは高いといえます。

 

 
 

 

がん保険に対するニーズ

「がんのリスクは年齢が上がるほど高まる」ということが一般にもよく知られているため、「若いうちはがんにかからないだろう」と油断しがちです。しかし、30代の死因はがんが自殺に次ぐ2位でし、乳がんの罹患は30代から急激に増え、40代でピークを迎えます。また、子宮頸がんの罹患率は20代後半から30代にかけて増加しているというのが現状です。がんの治療は長期にわたることが多いため、経済的な負担も大きくなります。リスクを正しく理解すれば、がん保険でそれらをカバーすることを考えるでしょう。若年層でも、保険料が安い掛け捨てのがん保険ならニーズがあるはずです。

 

参考:公益財団法人 がん研究振興財団がん統計2024資料編 https://ganjoho.jp/public/qa_links/report/statistics/pdf/cancer_statistics_2024_data_J.pdf

参考:厚生労働省死因順位(第5位まで)別にみた年齢階級・性別死亡数・死亡率(人口10万対)・構成割合 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suii09/deth8.html

 

個人年金保険に対するニーズ

将来受け取れる公的年金の金額が減少していることから、若年層には、将来年金を受け取れなくなるのではないかという不安を感じている人が大勢います。特に子育て世代は、子どもの養育にお金がかかり、なかなかお金が貯まらない家庭も多いようです。貯蓄だけで将来の老後資金を確保するのは難しいと感じている人は、早い段階から将来の老後資金について考える可能性が高く、個人年金への加入も検討するでしょう。

 

若年層の保険離れへの対応策

若年層が潜在的に持っている保険ニーズを引き出し、適切な提案をするためには、先に保険離れへの対策をしなければなりません。せっかく保険の話をしても、耳を傾けてもらえないのでは意味がないからです。保険に関心のない若年層に対しては、以下のような対応策が有効だと考えられます。

 

若年層の保険離れへの対応策
保険商品をよりわかりやすく説明する
加入手続きを簡素化する
デジタル技術を活用する
柔軟な保険設計をする
保険の必要性を啓蒙する
保険料負担の軽減を図る

 

 
 

 

保険商品をよりわかりやすく説明する

保険の説明にわかりにくい専門用語を使うのは避けましょう。誰にでも理解できるような言葉に言い換えて説明することが大切です。保険の仕組みや必要性に関しては、できるだけ具体的に説明することで、理解してもらいやすくなります。イメージが湧きやすいように画像や動画を活用するとよいでしょう。保険商品に関しては、メリットだけでなく、デメリットにも触れるようにします。若年層に人気のインフルエンサーに情報発信してもらうことも有効です。

 

加入手続きを簡素化する

若年層はタイムパフォーマンスを重視する傾向があるため、必要な説明に時間をかけるためには、その他の部分にかける手間や時間は最小限に抑える必要があります。手続きを簡素化したり、必要書類の数を最低限に抑えたりするなどの対策が有効でしょう。加入手続きをオンラインで行えるようにし、簡単な質問や相談はAIに対応を任せられるようにすることも対策になります。

 

 
 

 

デジタル技術を活用する

20代はデジタルネイティブともいわれる世代ですし、30代も子供のころからパソコンやスマートフォンに慣れ親しんでいる世代です。スマホアプリを導入し、保険に関する情報をスマホ上で簡単に確認できるようにするのも保険離れに対する有効な対策となるでしょう。契約内容の変更や保険金請求など、時間や手間がかかる手続きをオンラインで完結できるようにすれば、「保険は面倒だ」とは感じにくくなるはずです。

 

いくつかの質問に答えることでどのような保険が適しているかをアドバイスしてくれるようなシミュレーションツールを活用するのもよいかもしれません。データ分析を強化し、個々のニーズにマッチした提案をできるようにすれば、保険の必要性も感じてもらいやすくなるでしょう。

 

柔軟な保険設計をする

短期的なリスクに対応できる保険や、一定のニーズに特化した保険も選べるようにし、短い保険期間、少額な保険金額の設定も可能にすれば、若年層にも受け入れやすくなるでしょう。コストが抑えられるため、保険料負担を気にする若年層でも加入を検討しやすくなります。ライフステージの変化に応じて、フレキシブルに形を変えられる保険商品の開発も重要な課題です。

 

 
 

 

保険の必要性を啓蒙する

学校や地域社会の協力を得て啓蒙活動を行い、若年層に保険の必要性を理解してもらう機会を設けることも考えましょう。若年層が参加しやすいチャネルを選び、初心者向けの保険セミナーやイベントを開催するのも有効です。ウェブサイトやSNSを通じて、若年層に向けた保険情報を発信する場合は、若年層が好むエンターテイメント性の高い情報発信の仕方をすることが大事なポイントになります。

 

保険料負担の軽減を図る

保険料負担が大きいと感じている若年層には、健康割引や禁煙割引など、適用可能な保険料割引制度があることを積極的にアピールしましょう。「健康を維持できている今しか割引を受けられない」と感じれば、加入の後押しになるはずです。若年層の利用が多い決済方法などでも保険料の支払ができれば、保険料支払いの負担感軽減につながるかもしれません。団体保険など、保険料を抑えられる制度を適用できる場合は、それらについてもわかりやすく説明しましょう。

 

若年層特有のニーズを理解しよう

保険離れが進む若年層に保険を検討してもらうためには、なぜ若い人が保険に関心を持たなくなっているのかを理解したうえで、若年層特有の保険ニーズも把握する必要があります。若年層の保険ニーズを満たす提案をするためにも、まずは保険離れに対する対策をしっかり行いましょう。

セーレージのおすすめ保険相談サービスはこちら!

     保険見込み客獲得サービス提供中